スチーマーでクレンジングは良くない?デメリット3選



スチーマーを使ったクレンジングは良くない?

「スチーマークレンジングをやりたい!」
「スチーマーでクレンジングはやめたほうがいい?」

スチーマーを使えば、普段よりもメイクの汚れや毛穴の汚れを効果的に除去することができます。しかし、中にはスチーマーを使ったクレンジングは良くないという方もいます。

この記事では、スチーマーでクレンジングを行うメリット・デメリットについて、詳しく解説します。


スチーマーを使ったクレンジングのやり方

まずは、スチーマーを使ったクレンジングのやり方について解説します。

ポイントメイクを除去する

ディープクレンジングを行う前に、マスカラや口紅などの落ちにくいポイントメイクを、ポイントメイクリムーバーを使用して落としておきましょう。

ポイントメイクは通常、汗や涙にも強いウォータープルーフ処方のアイテムが多くありますので、洗浄力の弱いクレンジング剤では完全に落ちにくい場合があります。

無理に擦ることで肌に負担をかけるのを避けるためにも、ポイントメイクは最初に落としておくことが重要です。

顔にスチームをあてる

スチーマーを起動し、温かいスチームをたっぷりと顔全体に当てて、メイク汚れをしっかりと浮き上がらせましょう。この際、顔をゆっくりと左右に揺らす動きをしながら行うと、スチームが両頬からこめかみ付近まで均等に行き渡ります。

使用するスチーマーの種類によって所要時間は異なりますが、約3分程度を目安にしましょう。顔に手を触れて「肌が柔らかくなった」と感じたら、準備完了の合図です。

顔の水分を軽く拭き取り、クレンジング剤を馴染ませる

スチームの後は顔が湿っているため、清潔なタオルやティッシュペーパーなどで水分を軽く拭き取った後、適量のクレンジング剤を顔全体になじませましょう。

一般的なクレンジング剤は、乾いた顔や手で使用することが推奨されています。クレンジング剤が水分と混ざると、事前に乳化が起こり、メイクをしっかりと溶かすことができない可能性があります。

クレンジング剤を使用する際には、力を入れずに円を描くように顔全体になじませてください。特に、小鼻やTゾーンのような毛穴の気になる部分から始めると良いでしょう。

クレンジングは、できるだけ短時間で行うことで、その後の乾燥を防ぐことができます。そのため、皮脂が多く分泌される部位から乾燥が気になる部位へと順番になじませるようにし、肌に負担がかからないようにしましょう。

適温の水かぬるま湯で徹底的に洗い流す

クレンジング剤が肌に残らないよう、しっかりと洗い流しましょう。ただし、体温より高いお湯は必要な皮脂まで取り除いてしまう可能性があるため、水かぬるま湯を使用することをおすすめします。

水温は、30~32℃程度を目安に、「ちょっとぬるいかな」と感じる温度に調整してください。洗い残しが多いフェイスラインやこめかみ、髪の生え際などは特に丁寧に洗い流しましょう。

保湿ケアを丁寧に行う

スチーマーを使用することでクレンジング効果が高まるため、通常よりも肌の乾燥が気になるかもしれません。そのため、ディープクレンジングの後は、化粧水や乳液などでしっかりと保湿ケアを行ってください。

手のひらで肌を優しく押さえるようにして、丁寧にケアすると、もちもちとした肌に整えることができます。

 

スチーマーでクレンジングを行うメリット4選

次に、スチーマーでクレンジングを行うメリットについて解説します。

メイク汚れが効果的に落ちる

顔全体に十分な量の温かいスチームを当てることで、汚れが浮き上がり、メイクを効果的に落としやすくなります。

また、スチームによって肌が柔らかくなるため、後続のクレンジング剤もより馴染みやすくなり、結果として洗浄力が向上します。

温熱効果で汚れが取り除きやすくなる

スチーマーを肌に当てることで、肌表面の温度が上昇し、汚れを取り除きやすくなります。スチーマーの種類や使用時間によって差がありますが、スチームを当てることで肌温度は約40℃近くまで上昇します。

そのため、通常のクレンジングでは完全に落としきれない毛穴の詰まりや皮脂汚れも、より効果的に洗い流すことができます。

さらに、定期的にスチーマーを使用したディープクレンジングを行うことで、黒ずみや角栓の蓄積を防ぎ、毛穴の目立ちを軽減する効果も期待できます。

化粧水や乳液の浸透力が向上する

スチーマーを使用してクレンジングを行うことで、肌が柔らかくなり、その後の化粧水や乳液がより浸透しやすくなります。

また、高密度のスチームによって肌の保水力が向上するため、通常よりもスキンケアによるうるおいを感じやすくなるでしょう。このような状態で特別なケアアイテム(フェイスパックなど)を使用すれば、保湿効果をより感じやすくなります。

リラックスしやすくなる

温かいスチームを浴びることで、身体の緊張も解けてリラックスしやすい状態になります。

ストレスは美肌の敵です。温かいスチームを利用してリラックスタイムを設けることで、ストレス解消に繋げましょう。特に、気温が下がる冬の季節は温かいスチームを浴びて、ほっと一息つく時間を作ることをおすすめします。

 

スチーマーでクレンジングは良くない?デメリット3選

次に、スチーマーでクレンジングを行うデメリットについて解説します。

スチーマーでクレンジングは良くない?デメリット①「時間がかかる」

スチーマーを使ったディープクレンジングには、スチーマーを約3分間使用し、その後のクレンジングにも2〜3分程度かかります。忙しい時や時間が限られている場合は、この時間が面倒くさく感じられるかもしれません。

ただし、ディープクレンジングは毎日行う必要はありませんので、時間に余裕のある時や休日に行うことをおすすめします。あらかじめ曜日を決めて習慣にするのも良いでしょう。

スチーマーでクレンジングは良くない?デメリット②「湿疹やニキビの炎症が悪化する場合がある」

スチーマーは、湿疹やニキビの炎症がある場合には使用しない方が良いです。特に化膿したニキビに関しては、刺激によって悪化する可能性があるため、使用を控えることが推奨されています。

スチーマーは肌表面の水分不足による肌トラブルには効果があると考えられますが、肌トラブルの治療器具ではなく、ニキビの改善効果については確証はありません。

スチーマーでクレンジングは良くない?デメリット③「使用しすぎると乾燥する」

過度にディープクレンジングを行うと、必要な皮脂まで取り除いてしまい、肌が乾燥する可能性がありますので注意が必要です。

スチーマーを使用したディープクレンジングは、通常のクレンジングでは落としきれない毛穴の汚れを取り除くケアです。毎日行うと逆効果になる可能性が高いため、使用頻度に気を付けて行ってください。

 

通常のクレンジングよりも効果は高い

この記事では、スチーマーでクレンジングを行うメリット・デメリットについて、詳しく解説しました。

スチーマーでクレンジングを行う場合、「クレンジングバーム」「クレンジングクリーム」「油脂系クレンジング」を使う方が多いです。通常のクレンジングよりも効果は高いため、試してみてはいかがでしょうか?

ぜひ、参考にしてみてください。



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