日焼け止めをティッシュオフするメリット・デメリットを解説!



日焼け止めはティッシュオフしてもいい?

日焼け止めは、一年中きちんと使用していますか?紫外線は年間を通じて降り注いでいるため、夏だけでなく秋や冬でも日焼け止めが必要です。

そんな一年を通じて使用する日焼け止めについて、気になるのはベタつきです。ティッシュでベタつきを抑えることが多いですが、ティッシュで拭き取っても日焼け止めの効果は大丈夫なのでしょうか?

この記事では、日焼け止めをティッシュオフするメリット・デメリットについて、詳しく解説します。


日焼け止めをティッシュオフするメリット

日焼け止めをティッシュオフすることで、化粧崩れを防ぐことができます。

メイクをする前に、日焼け止めを下地として使用することがありますよね。私も基本的にそうしています。しかし、その場合、ベタつきを感じながらファンデーションを重ねると、後の化粧崩れに繋がってしまうことがあります。

化粧崩れを防ぐためには、多少の日焼け止め効果を損なっても構わない場合、ティッシュで軽く拭き取ることをおすすめします。

ただし、擦りすぎたり抑えすぎたりすると、日焼け止めとしての効果が半減以下になってしまう可能性があるため、注意が必要です。

 

日焼け止めをティッシュオフするデメリット

日焼け止めをティッシュオフすることで、UVカットの効果が低下してしまいます。

実際に日焼け止めを塗ると、ベタつきを感じるのは日焼け止めに含まれる「油分」のせいです。この油分がベタつきの原因となります。

そして、ベタつきが嫌でティッシュで拭き取ると、その分だけUVカットの効果が低下します。

 

日焼け止めをティッシュオフする効果とタイミング

日焼け止めをティッシュで拭き取ると、日焼け止めのUVカット効果は減少してしまいますが、化粧崩れの心配は解消されます。UVカット効果と化粧崩れの両方を重視する人には、メイク用スポンジがおすすめです。

例えば、ロージーローザのバリュースポンジNハウス型タイプS30Pは、口コミでも評判が良いです。

このメイクスポンジにティッシュを巻いて軽くポンポンと押さえることで、肌の凸凹に沿ってベタつきを抑えることができ、擦ることなく余分なベタつきを取り除けます。

また、ファンデーションには基本的にUVカットの機能も備わっているため、多少UVカット効果が低下してもファンデーションで補うことができます。これにより、顔のベタつきとUVカットの両方を我慢することなく日焼け止めを使用できます。

 

日焼け止めでべたつく時の対処法

次に、日焼け止めでべたつく時の対処法について、3つご紹介します。

ティッシュオフ後にベースメイクを重ねる

日焼け止めをティッシュで拭き取ることによるデメリットは、主に紫外線防御効果の低下です。

しかし、日焼け止めを使用した後に紫外線防御効果のあるベースメイクを重ねる場合は、一定程度のティッシュオフでベタつきを抑えることは問題ありません。

最近では、優れたSPF/PAのベースメイク製品が多く市販されているため、日焼け止め、ファンデーション、フェイスパウダーなどを複数重ねて使用すれば、ティッシュオフをしても十分な紫外線防御効果が得られます。

皮脂テカリ防止下地や皮脂吸着効果のあるパウダーを使う

日焼け止めは、一定の時間(約15分〜30分)お肌にのせたままであれば自然に馴染んでいきますが、急いでいる場合やそんなに待つ時間がない場合もありますよね。

そうした場合には、皮脂テカリを防ぐ効果のある化粧下地や皮脂吸着効果のあるパウダーを使用することで、べたつきを抑えることができます。

それぞれの方法のメリットとデメリットをまとめてみました。

「皮脂テカリ防止下地のメリット・デメリット」

メリット
・酸化亜鉛が皮脂を吸着するため、べたつきが抑えられます。
・シクロペンタシロキサンやシクロヘキサシロキサンなどの揮発性シリコーンが含まれており、使用感がさらっとしていてべたつきません。

デメリット
・お肌が乾燥してしまうことがあります。
・落ちにくいのでクレンジングが必要です。
・酸化亜鉛が毛穴を詰まらせる可能性があるかもしれません。

「皮脂吸着パウダーのメリット・デメリット」

メリット
・シリカやマイカなどのミネラルパウダーが皮脂を吸着し、テカリを抑えてくれます。
・多くの商品が石けんで簡単にオフできます。

デメリット
・お肌が乾燥してしまうことがあります。

もし選ぶなら、皮脂吸着パウダーがおすすめです。日焼け止めを塗っているためパウダーが直接肌に触れにくくなりますし、多くの商品が石けんで簡単に落とせるからです。

ティッシュオフに強い日焼け止めを使う

日焼け止めのベタつきを抑えるための方法として、ティッシュオフなどをまとめてみましたが、実際にティッシュオフに強い日焼け止めは存在するのでしょうか?

日焼け止めには「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」という2種類の成分が使用されていますが、「紫外線吸収剤」はオイル状の成分であり、ティッシュオフで比較的簡単に落とすことができます。

したがって、「紫外線吸収剤」が使用されていない日焼け止めの方が、ティッシュオフする際におすすめと言えます。

 

使い分けが重要!

この記事では、日焼け止めをティッシュオフするメリット・デメリットについて、詳しく解説しました。

UVカット効果を重視する場合はティッシュオフせずにそのまま使用し、メイク崩れを防止する場合はティッシュオフすることが適しています。

ぜひ、参考にしてみてください。



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