QスイッチYAGレーザーでの失敗例を把握する
シミやそばかすなど、肌のトラブルを改善したい方へ。
現在、美容医院でよく実施されている治療法が「QスイッチYAGレーザー」です。シミ・そばかすだけでなく、肌を若返らせてシワを抑える効果のある治療法です。
しかし、少なからず失敗例もあります。重要な失敗だけでなく、時間が経てば改善するものもありますので、把握した上で治療に臨みましょう。
QスイッチYAGレーザーとは?
シミ取りレーザーでよく使用されている機器が「QスイッチYAGレーザー」です。
QスイッチYAGレーザーは、2つの波長を使い分けることで、シミ・ほくろ・そばかす・あざなどの幅広い色素性病変を治療することができます。
レーザー光がシミやそばかすなどのメラニン色素の部分だけにダメージを与え、健康な肌へのダメージを最小限に抑えながら症状を治療します。
均一で安定した照射モードも可能となったことで、今までレーザーでの治療が難しかった肝斑にも効果的な治療が行えるようになりました。
QスイッチYAGレーザーの失敗例3選
QスイッチYAGレーザーで失敗した例について、ご紹介します。
シミが消えていない
QスイッチYAGレーザーで治療したにも関わらず、シミが取れておらずむしろ濃くなっているという方がいます。
QスイッチYAGレーザーは、メラニンを多く含んだ黒色細胞のみに反応し、細胞を破壊します。しかし、今回の治療のケースでは、刺激が原因でメラノサイトが暴走し、新たにメラニンが増えてしまったが原因でした。
QスイッチYAGレーザー自体の刺激でシミになってしまったのですが、この場合は色素沈着となり、半年から1年ほどで消えることが多いです。
失敗と思っても、こういった方は全体の3割ほどいらっしゃるそうです。少し様子を見てみましょう。
肌に赤みが出てきた
QスイッチYAGレーザーをしたことで、肌に赤みが出た方もいらっしゃいます。こういったドラブルは比較的起こりやすいですが、気になる方はメイクなどで隠す必要があります。
2〜3日で落ち着くケースが多いので、様子を見ましょう。
数年後にシミが濃くなった
治療を受けてから、数年後にシミが濃くなってしまうケースもあります。これは、施術によって刺激を受けた肌がメラニン色素を大量に生成することにより、以前よりも色素沈着が濃くなってしまったという状態です。
QスイッチYAGレーザーはオススメできる
QスイッチYAGレーザーの失敗例をご紹介しましたが、治療法としてはトラブルが少なくオススメできます。
今までレーザーでは向かないとされていた肝斑治療を含めたシミ治療から、ダウンタイムのないお肌の若返りまで、幅広く対応できます。
失敗例を把握しつつ、ぜひ検討してみてください!